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尖閣列島探検記事 第3回 

黒岩恒著「尖閣列島探検記事」 −第3回−

魚釣島(2)
 1琉球国志略巻の四
 2.沖縄県美里間切詰山方筆者大城永常が沖縄県庁に差出した書面

(地學雑誌第12輯第140巻478頁17行-479頁08)




・・・・・・・・・【現代文】・・・・・・・・・

尖閣列島探険記事


○琉球国志略巻の四に曰く

琉球在海中、與浙閩地勢東西相値、但平衍無山、航行海中、以山爲準、福州往琉球、出五虎門、取鷄籠山、花瓶嶼、彭家山、魚釣臺、黄尾嶼、赤尾嶼、姑米山、馬齒山、収入那覇港

【読み】 琉球は海中に在り、浙閩(せつびん)と地勢東西相値す、但し平衍(へいえん)にして山なし、海中を航行するに、山を以て準と爲す、福州より琉球へ往くに、五虎門を出で、鷄籠山を取る、花瓶嶼、彭家山、魚釣臺、黄尾嶼、赤尾嶼、姑米山、馬齒山、那覇港に収め入る

【意訳】 琉球は海中に在る。地勢は東西で言えば浙閩(※01)地方と相同じである。但し平衍(※02)にして山はない。海中を航行するから、島を目標にして進む。福州より琉球へ往くには、五虎門を出で、鷄籠山に進路を取り、花瓶嶼、彭家山、魚釣臺、黄尾嶼、赤尾嶼、姑米山、馬齒山、と順番に辿って那覇港に入る。


※01【浙閩】(セツビン・ビンは門に虫) 今の浙江省と福建省のこと。福建省は閩(ビン)族が住んでいたところである。閩(ビン)については、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%B3を参照。

※02【平衍】(へいえん) 平らで広い様子。



○沖縄縣美里間切詰山方筆者大城永常か明治十八年九月十四日 沖縄縣廳に差出したる書面に曰く

魚釣(ヨコン)島と申所は久米島より午未の間に有之島長一里七八合程横八九合程、久米島より距離百七八里程島嶺立にして松木樫木其外樹木繁茂且山中より流水有之霏塲廣く及船碇宿所有之模樣且亦諸鳥の儀群り船に飛來りて人を不恐交接して食物を拾食ひたり尤も鮫鯖抔船端潮涯に寄り來る故に、縄掛けを以って鮫の尾を結付採揚け申たる事御坐候

魚釣(ヨコン)島と申す所は久米島より午未(不明)の間にこれ有る島にて、長い所で一里七八合程(※03)横八九合程(※04同約1330m)、久米島より距離百七八里程(※05)。島は嶺が険立しており、松や樫の木、その他にも樹木が繁茂し、且つ山中よりは流水がある。浜足場(※06)は広く、船の碇を降ろす場所もあるようです。また色々な鳥が群って船に飛び来て、人を恐れることもなく交尾して、食物を投げてやればこれを拾い食べる。尤も鮫や鯖なども船の立てる波に寄って来るから、縄を掛けて鮫の尾を結び付けこれを引き上げたこともこともあります。

※03【長い所で一里七八合程】
管理人の推定(尖閣諸島の領有権問題)では約3550m
 http://senkakujapan.nobody.jp/page005.html
Weblio辞書  東西3.5km
 http://www.weblio.jp/content/%E9%AD%9A%E9%87%A3%E5%B3%B6
 
※04【横八九合程】
管理人の推定(尖閣諸島の領有権問題)では約1330m
 http://senkakujapan.nobody.jp/page005.html
Weblio辞書  南北1.3km
 http://www.weblio.jp/content/%E9%AD%9A%E9%87%A3%E5%B3%B6

※05【霏塲(浜足場)】  海岸に沿った平地

※06【霏塲】 海や湖の、水ぎわに沿った平地










・・・・・・・・・【現代文】・・・・・・・・・

尖閣列島探険記事

釣魚嶼(2)
 1琉球国志略巻の四
 2.沖縄縣美里間切詰山方筆者大城永常が沖縄縣廳に差出したる書面
(地學雑誌第12輯第140巻478頁17行-479頁8行)



○琉球国志略巻の四に曰く

琉球在海中、與浙閩地勢東西相値、但平衍無山、航行海中、以山爲準、福州往琉球、出五虎門、取鷄籠山、花瓶嶼、彭家山、魚釣臺、黄尾嶼、赤尾嶼、姑米山、馬齒山、収入那覇港




○沖縄縣美里間切詰山方筆者大城永常か明治十八年九月十四日 沖縄縣廳に差出したる書面に曰く

魚釣(ヨコン)島と申所は久米島より午未の間に有之島長一里七八合程横八九合程、久米島より距離百七八里程島嶺立にして松木樫木其外樹木繁茂且山中より流水有之霏塲廣く及船碇宿所有之模樣且亦諸鳥の儀群り船に飛來りて人を不恐交接して食物を拾食ひたり尤も鮫鯖抔船端潮涯に寄り來る故に、縄掛けを以って鮫の尾を結付採揚け申たる事御坐候






 

author:senkakujapan, category:尖閣列島探検記事, 16:32
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