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中国と共同開発したほうが、リスクヘッジとなり、さらに日中友好の象徴事業として国際協調にも寄与する
http://www2.jp/higashishinakai/log/logtoitu4.htm衆ノ雑感 <2006.3/12>

急速な経済発展とそれに伴うエネルギー消費の増大、そして国産原油の減少基調によって中東原油依存度が高まりそれを低減することを目的に、中国は近海である東シナ海での天然ガス田開発及び沿岸部に輸送する海底パイプライン敷設(海気登陸)を積極的に推進している。日本は中国の行為を、ロシアとの北方領土問題や韓国との竹島問題と同様、領有問題として警戒心を強めている。

確かに、今回の開発が日中相互の領海を絡むことは事実であるが、そもそも日本が単独で開発したところで、埋蔵量や多額の投資を鑑み、国益に合致する成果を得られるとは考えにくく、中国と共同開発したほうが、リスクヘッジとなり、さらに日中友好の象徴事業として国際協調にも寄与するものと考える。

日本が共同開発を中国に提案している白樺(中国名:春暁)、楠(同名:断橋)、樫(同名:天外天)及び翌檜(同名:龍井)の4ガス田は、日本が主張する排他的経済水域(EEZ)の境界線(日中中間線)周辺に位置し、外交上の領有問題として捉えれば、これを中国が自主開発することは憂慮すべき事態であるが、資源開発と捉えれば、埋蔵量が限られたガス田群に日本が固執し中国に対抗して介入することは決して得策と言えない。一方、中国が共同開発を提案している尖閣諸島の周辺海域は、1968年に国連アジア極東経済委員会(現:国連アジア太平洋経済社会委員会)が豊富な地下資源の可能性を示唆しており、資源開発の観点からすればこちらを日中で共同開発するほうが得策である。しかも、対象となる海域は、尖閣諸島と日本の領海は含まず尖閣諸島より北側であり領有問題も回避し得る。中国が提案しているもう一ヶ所も日韓大陸棚共同開発区域周辺の翌檜に隣接した海域で、日中韓で共同開発することが望ましい。


<出所>朝日新聞社          <出所>帝国石油
つまり、外交上の領有問題と捉えれば、中国の行為全てが許し難いものに思えるが、資源開発と捉えれば、これを共同開発するほうが日本にとっても得策であることは明らかである。日本が過去に国策として設立した日中石油開発蠅多額の負債を抱え破綻し、結果的には石油公団の廃止に追い込まれたのも、探鉱に係るリスクヘッジをうまくできなかったことが一因にある。今後、中国を良きパートナーとして、持続可能な資源開発政策を講じることが希求される。

最後に、私の愛読書であり、日清戦争と日露戦争の狭間で、自由民権運動を提唱し“東洋のルソー”と呼ばれた中江兆民(1847〜1901年)が国家百年の大計として1887年に著した明治時代の代表的な政治思想書である『三酔人経綸問答』の文面に今回の出来事を解決するヒントが示されており、岩波文庫より発刊されている現代語訳を抜粋して是非紹介したい。

「もしその大きな国というのがアジアにあるとしたならば、たがいに同盟して兄弟国となり、すわというときにはたがいに援けあう、そうすることによって、それぞれ自国の危機を脱すべきです。やたらと武器を取って、かるがるしく隣国を挑発して敵にまわし、罪もない人民の命を弾丸の的にするなどというのは、まったくの下策です。(中略)たとえば、中国などは、その風俗、風習から言っても、その文物、品格から言っても、また地理的に言っても、アジアの小国としてはいつもこれと友好関係をあつく、強くすべきで、たがいに恨みをおしつけあうことのないよう、努力すべきです。わが国がいよいよ特産物を増し、物資を豊かにするならば、国土が広く、人民のいっぱいいる中国こそ、われわれの大きな市場であって、尽きることなく湧く利益の源泉です。この点を考えず、ただ一時的に国威発揚などという考えにとりつかれて、ささいな言葉のゆき違いを口実として、むやみに争いをあおりたてるのは、ぼくから見れば、まったくとんでもないゆき方です。」

「多くのばあい、国と国とが恨みを結ぶのは、実情からではなくてデマから生ずるものです。実情を見破りさえすれば、少しも疑う必要がないのに、デマで憶測すると、じつにただごとならぬように思えてくる。だから、各国がたがいに疑うのは、各国のノイローゼです。青眼鏡をかけて物をみれば、見る物すべて青色でないものはない。外交家の眼鏡が無色透明でないことを、私はいつも憐れに思っています。(中略)そこへまた新聞というものまであって、各国の実情とデマとを無差別にならべて報道する。はなはだしいばあいには、自分じしんノイローゼ的な文章をかき、なにか異常な色をつけて世間に広めてしまう。そうなると、おたがいに恐れあっている二国の神経は、いよいよ錯乱してきて、先んずれば人を制す、いっそこちらから口火をきるにしかず、と思うようになる。そうなると、戦争を恐れるこの二国の気持ちは、急激に頂点に達し、おのずと開戦になってしまうのです。(中略)要するに外交上の良策とは、世界のどの国とも平和友好関係をふかめ、万やむを得ないばあいになっても、あくまでも防衛戦略を採り、遠く軍隊を出征させる労苦や費用を避けて、人民の肩の重荷を軽くしてやるよう尽力すること、これです。」
author:senkakujapan, category:尖閣諸島, 14:23
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Comment
共同開発とはお互いに相手を認める者同士でなくては存在せぬもの。
日中共同開発は中国が日本の領土をきちんと認めるかどうかです。
このhttp://www2.jp/higashishinakai/log/logtoitu4.htm衆ノ雑感 <2006.3/12>の管理人さんは少し勘違いされている。中国は未だに沖縄を琉球だとして、沖縄の日本帰属を認めない国です。沖縄の日本帰属を認めない理由は何でしょうか。それは暗に沖縄は本来中国のものだと言っているのです。
隣の家が「あの柿の木の下まで私の家の土地ですよ」と自分の敷地内の柿の木を指さして言ったらどうしますか。
その隣の家と柿の木の横を共同で開墾して稲を作ることが出来ますか。
私にはできません。
そういう相手に対しては、きちんと登記を認めさせ、線引きをして、ブロックを敷き、その上で開墾します。しかも絶対に隙は見せません。
そもそもそこまで注意するべき人物と共同開発など最初からしませんし、することそのものが間違いです。開発した後で全て実力で取られても誰も同情しません。「君の敷地なんだから戦えよ、俺が応援するよ」なんて誰も言いません。
最初から人は「馬鹿じゃないと!!」と見ているからです。

中国はどういう国ですか?

それが答えです。

「東洋のルソー」ですか?
ルソーってどんな人間だったか知ってますか。
その著書を読んだ事がありますか?

「たがいに同盟して兄弟国となり、すわというときにはたがいに援けあう、そうすることによって、それぞれ自国の危機を脱すべきです。」
それをしなかったのは誰ですか? しようとしたのは誰ですか?
何故に20世紀のアジアは迫り来た西洋の植民地主義の前で提携できなかったのですか?

答えは明らかです。彼等には全く日本と手を結ぶ気持ちなどなかった。それだけです。
このサイトの管理人には自分にはそれが出来る能力があると言われるのでしょうか? それでしたら是非拝聴したい。私には上の記事を読んでもそこから答えを感じることはできません。
管理人, 2006/04/29 3:11 PM









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