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東シナ海ガス田問題、首相訪中前に決着 日中外相が一致
http://www.asahi.com/politics/update/1202/TKY200712010287.html

東シナ海ガス田問題、首相訪中前に決着 日中外相が一致
2007年12月02日02時58分

 高村外相と楊潔チー(ヤン・チエチー)外相による1日の日中外相会談で、両国間で懸案となっている東シナ海のガス田共同開発問題の打開に向け、年末にも予定されている福田首相の訪中時までの解決を目指し、政治決断することで双方が一致した。両国の主権問題が絡み、双方の立場には依然大きな隔たりがあるが、日中関係のネックとなっていたこの問題が決着に向けて大きく動き始めることになった。

 高村氏は会談後、記者団に「今まで以上に突っ込んだやりとりがあった。前進があったとは言えないが、なにがなんでも解決しなければいけないと、お互いに強い意志を持った」と述べた。そのうえで「前進させる強い意志は中国側にもあったと思う」と語り、中国側の問題解決に向けた姿勢に期待感を示した。

 外務省幹部によると、会談では双方で突っ込んだ意見交換があり、楊氏は「高度で複雑で敏感な問題だが、4月の温家宝(ウェン・チアパオ)首相訪日時の日中首脳間の共通認識に基づき、共同開発に向け、双方が勇気を持って取り組み、解決のために努力していきたい」と述べたという。

 一方、高村氏は楊氏に指導力を発揮するように要請。立場の違いを乗り越えて早期解決に向けて最大限の努力をすることで一致した。

 双方が「首相訪中時まで」という期限を設けたことについて、外務省幹部は「努力目標というとネガティブなニュアンスがあるが、双方に頑張ろうというバネがかなり強い」と語り、政治決断による年内解決の可能性も高いことを示唆した。今後、局長級協議をよりハイレベルの協議に格上げするとみられる。

 この問題をめぐっては、福田政権発足直後から、中川秀直元幹事長、谷垣禎一政調会長ら自民党幹部が相次いで訪中し、中国側と話し合いを進めてきた。これに対し中国側からも、日中双方の政治決断による解決について積極的な考えが非公式に伝えられていた。
author:senkakujapan, category:尖閣諸島, 09:12
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