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“尖閣の領有権 米は中立”
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014470661000.html

“尖閣の領有権 米は中立”
2月28日20時22分

中国を訪れているアメリカ国防総省の高官は、28日、記者団に対し、日中双方が主権を主張する尖閣諸島の領有権問題について「アメリカは、いかなる立場も取らない」と述べて中立の立場を示し、双方が平和裏に解決するよう促しました。

尖閣諸島をめぐっては、麻生総理大臣が26日の衆議院予算委員会で、「日本の領土である以上、日米の安保条約の対象になる」と述べたのに対し、中国側は「中国固有の領土だ」として、強い不満を表明しました。これに関連して、アメリカ国防総省のセドニー次官補代理は、28日、北京で記者団の質問に答え、「尖閣諸島の最終的な主権の問題について、アメリカはいかなる立場も取らない。これはアメリカの一貫した立場だ」と述べ、中立の立場を示しました。そのうえで「この問題を平和的な手段で解決することを希望する」と述べ、日中双方が平和裏に解決するよう促しました。尖閣諸島の問題をめぐっては、5年前、アメリカ国務省の報道官が、領有権の問題では中立の立場を保つとしながらも、「尖閣諸島は、日本の施政のもとにあり、日米安全保障条約が適用される」と述べています。しかし、セドニー次官補代理は、日米の安保条約が適用されるのかどうかについては明確に答えず、この問題で敏感になっている中国側に配慮を示した形です。

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【解説】 下の参考記事を見てもらうと解るが、支那(中国)には「領土問題には関与しない」と伝え、日本・台湾には「尖閣諸島は日米安全保障条約の範囲内」と発言している。つまり米国は二枚舌を使っているが、順番をおうと、オバマ政権の意志は「日本の領有権は認めない」ということになる。つまり米国は支那(=中国)と妥協したのである。このことをどう考えるべきか。

アメリカは日本を捨て、支那(=中国)を選択した

のである。そのことが何を意味するか。

アメリカは、「東シナ海は支那(=中国)のものだ」と認めたか、少なくとも「東シナ海は自国の支配地域とする支那(=中国)の意志に反対をしない」と発言したのである。日本はこの発言をそう受けとめねば尖閣諸島は守れなくなったことを意味する。

そして、その先にあるのは「米軍は沖縄から手を引く場合がある。その時は支那(=中国)が沖縄に手を出しても関与しない」という意味すら感じ取らねばならないのである。

どうだ!!この無様さは!!余りに見事ではないか!!

これが自らの領土は血を流しても絶対に自分の手で守るという意志をもたなかった戦後政治の結末である。よく言えば「夷(アメリカ)を以て夷(支那)を制す」、悪く言えば「他人におんぶにだっこ」の自民党政策の過ちである。

「もう間に合わない」かも知れない。併し「まだ間に合う」と信じよう。今は、大きく開いた毒蛇の牙の中に日本という「瘠せ蛙」がいる状況である。その透明な毒液は既に蛙の体に降り注いだが、毒を拭き取る時間はない。先ず動いてその場から逃れることだ。

先ず「事なかれ主義を捨て」て行動すること。はっきりと支那(=中国)は東シナ海を全て領有する意志であり、その中に尖閣諸島は含まれている。そして大洋国家を目指す支那(=中国)は沖縄も視野に入れていることを覚悟した行動をすべきである。

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《関連記事》
始まりは国会から


<1>尖閣侵攻なら安保条約発動=首相が訪米報告、質疑−衆院予算委

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009022600059&rel=j&g=pol

 衆院予算委員会は26日午前、外交と国際関係に関する集中審議を行った。麻生太郎首相は、尖閣諸島が第3国に侵攻された場合の対応について「尖閣は日本固有の領土である以上、日米安全保障条約の対象になる」と述べ、同条約が発動されるとの認識を明らかにした。民主党の前原誠司副代表が、領有権を主張する中国が周辺海域での活動を活発化させている状況を指摘し、見解をただしたのに答えた。 

 また、前原氏が「米側に確認してほしい」と求めると、首相は「この問題だけを取り上げて日米間で直接話し合った記憶はないが、近々に再確認する意味で話をしたい」と述べた。

 質疑に先立ち、首相は24日にワシントンで行ったオバマ米大統領との初の首脳会談について「日米同盟は日本外交の要であると同時に、米国外交の礎でもあることを実感した。大統領は北朝鮮の拉致問題についてよく理解しているとの印象を受けた」などと報告した。(了)
(2009/02/26-12:31)


<2>尖閣めぐる首相発言に抗議=中国
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009022600965&rel=j&g=pol

 【北京26日時事】中国外務省は26日、麻生太郎首相が同日の衆院予算委員会で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)が第三国に侵攻された場合、「尖閣は日本固有の領土である以上、日米安全保障条約の対象となる」と発言したことに「強い不満を表明し、厳正に抗議した」とする談話を発表した。
 談話は「釣魚島と付属の島は中国固有の領土。その事実を変えようとする日本側の言動は、すべて無駄だ」と強調した。
 その上で「釣魚島の主権帰属は中日双方で論争のある問題で、中国側は交渉を通じ適切に解決するよう主張してきた」と指摘。日本側に対し「問題の敏感性を認識し、中日関係安定の大局を考え、言動を慎むべきだ」と批判した。(了)(2009/02/26-20:56)



<3>麻生首相の尖閣関連発言に抗議=台湾
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009022701058&rel=j&g=pol

 【台北27日時事】台湾外交部(外務省)は27日、麻生太郎首相が26日の衆院予算委員会で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を「日本固有の領土」などとした発言について、「釣魚島はわが国固有の領土であり、平和的、理性的な紛争の解決を主張する」とする声明を発表した。同時に、大使館に当たる台北駐日経済文化代表処を通じ、日本側に抗議すると表明した。(了)
(2009/02/27-20:59)



<4>尖閣発言、「受け入れられない」=28日訪中の外相見解−中国
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009022701145&rel=j&g=pol

 【北京27日時事】中国外務省は27日、中曽根弘文外相が同日の会見で、中国などが領有権を主張する尖閣諸島(中国名・釣魚島)が侵攻された場合、日米安全保障条約が適用されるとオバマ米政権も認識していると発言したことに、「中国国民は絶対に受け入れられない」と強く反発する談話を発表した。
 中曽根外相は28日に訪中、楊潔※(※=タケカンムリに褫のつくり)外相と会談するが、中国側は尖閣問題で厳しい姿勢を示すことになりそうだ。
 中国外務省は26日にも、尖閣諸島の領有権を主張した麻生太郎首相の国会答弁に不満を表明。中国メディアも同省のコメントを大きく取り上げた。今回の談話は「日米安保条約は2国間の約束で、中国を含む第三者の利益を損ねてはならない」と指摘している。(了)
(2009/02/27-23:16)



<5>尖閣、「日米安保の範囲内」=米窓口機関が見解−台湾・中央通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009022800339

尖閣、「日米安保の範囲内」=米窓口機関が見解−台湾・中央通信
 【台北28日時事】台湾の中央通信が28日伝えたところによると、米国の対台湾窓口機関、米国在台湾協会台北事務所は、日本と中国、台湾が領有権を主張する尖閣諸島(中国名・釣魚島)について、「日米安全保障条約の範囲内にある」との見解を示した。同事務所のスポークスマンが同日、中央通信のインタビューで語った。 
 麻生太郎首相が先に「尖閣は日本固有の領土である以上、日米安保条約の対象になる」と述べたことに対する見解。スポークスマンは領有権について「米国はいかなる態度も取らない」としたが、「尖閣諸島と沖縄は1972年から日本政府の行政管理下にある」として、日米安保の適用範囲であるとの認識を示した。(了)
(2009/02/28-20:23)
author:senkakujapan, category:尖閣諸島, 13:03
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